鹿児島の食とデザイン

鹿児島県の重要産業である「食」に関して、デザイン及びデザイナーの力で付加価値を高め、食産業の活性化する事業をおこなっております。

鹿児島の食とデザイン-ニュース

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9.02

【アグリ×フードのデザイン】@大隅セミナー開催いたしました

8月26日(水)台風15号の影響が懸念されましたが、鹿屋商工会議所にて定員以上のご参加をいただき、『アグリ×フードのデザイン』セミナーを開催いたしました。

 

第1部では「一次・二次産業の食とデザイン」と題し、株式会社ゴールドボンドの馬田英俊氏にご講演いただきました。

販路開拓コーディネーターの立場から見る商品パッケージデザイン。消費者に買ってもらうために、まずは、店頭に並べてもらう。その為には、販売先やバイヤーによって違う・変えるデザインの傾向や、商品パッケージの違いや売場によって陳列の違い等、事例を取り上げてご紹介・説明していただきました。

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同じ商品でも、売り場によってパッケージデザインを変える。

「オシャレでかっこよく」や「高く売れそうだから」ではなく、デザインで「美味しさ」「こだわり」「らしさ」を伝える。成功事例のBefore Afterを商品画像でわかりやすくご解説いただきました。

 

第2部は、トークセッション。ゲストに株式会社竹之内組の竹之内敬子様をお迎えし、1部に引き続き講師の馬田様を加えてのトークセッション。

見て分かる、手に取って買ってもらうためにもデザインが必要だという1部でのお話を踏まえて、たるみず畑のブランドを展開されている竹之内様に、「見て分かる」を作っていくためのデザインをどんな風に取り組まれたかを、取組の実践の仕方等を交えてお話伺いました。

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航空会社とのコラボレーション商品も展開された「いんげんのポタージュスープ」。

多くの商品を作ることはできないから、デザインを変えることで、1つの商品を複数のチャネル(流通)やターゲットに買ってもらうという考え方を、実体験をもとにお話し頂きました。

 

ご講演頂きました講師の馬田様、ゲストの竹之内様、ご参加いただいたみなさま、ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

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