鹿児島の食とデザイン

鹿児島県の重要産業である「食」に関して、デザイン及びデザイナーの力で付加価値を高め、食産業の活性化する事業をおこなっております。

鹿児島の食とデザイン-プログラム・セミナーのご案内

事業×デザイン<ブランド編>

8.26

[金曜日]

【開場】13:30
【開演】14:00~16:30
【場所】宝山ホール 第3会議室
【定員】70名
【対象】食品関連企業経営層・スタッフ、デザイナー・クリエーター、
    中小企業支援機関など
第1部

ブランドとしての“旅する丸干し”

創業以来の殻を破った商品開発とデザイン開発

県を始め数々の受賞歴をもつ”旅する丸干し”が誕生してから今まで。
商品開発の経緯とそのコンセプトにはじまりデザイナーとの出会い、デザインの誕生、販路拡大と現在について、企業・デザイナーがそれぞれの専門性からアプローチした道筋。

(株)下園薩男商店 常務

下園 正博

鹿児島県阿久根の水産加工会社、(株)下園薩男商店の三代目。昭和14年の創業以来、うるめいわし丸干しやサバ味醂干しなど塩干品を製造。現代の食生活の変化を実感し、新コンセプトの商品開発を開始。2013年に発売した「旅する丸干し」シリーズでは農林水産大臣賞、天皇杯など受賞多数。

(株)冨永デザイン アートディレクター

冨永 功太郎

鹿児島生まれ。広告全般の企画制作、販売促進ツールの企画・制作、新聞・雑誌広告、店舗装飾のデザイン(ロゴ・サインなど)、CMの企画・演出を手掛ける。2007年に全国公募で2,585点の中から薩摩焼酎認証マーク最優秀賞受賞、2013年九州アートディレクターズクラブ・ロゴ部門金賞受賞など。


第2部

“小さくても生き残る”
企業の伝え方

展示会での惨敗から始まったデザイン開発

価値はあるのに伝わらない―。
もどかしい思いを味わった後に注目したのがデザインの力。
ワークショップにて生み出され、2016年春に誕生したばかりの
えのき茸商品2ブランドの誕生秘話と展示会で実感したデザインの効果。

▲新デザインによる展示会ブース

農事組合法人三笠えのき茸生産組合 理事

松崎 勝利

鹿児島県出身。近畿大学農学部にて菌茸類の研究を行った後に就農。平成15年に両親から会社を引き継ぎ理事に就任。小規模生産者が生き抜くため、培地の国産化など自然循環をテーマとした特徴ある栽培を行う。県外への販路開拓のため新商品開発に取り組み、「生と乾燥」全体でのブランド化を目指している。

オンドデザイン 代表

馬頭 亮太

鹿児島県出身。空間デザイン会社(東京)に勤務後、2009年にオンドデザインを設立。グラフィックデザインを軸に、ウェブや空間など媒体を問わない幅広いデザイン領域で活動中。「地域の小さな店のブランド力をデザインの力で育てたい」という思いから、デザインで地域に貢献したいと考えている。


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